PRSの弦を張り替えてみた(写真で解説!)

寒すぎません?(2012年12月1日現在)
マジで風邪ひく5秒前のPerincoです・・・こんばんは!

さて、前回の記事で基礎練習を楽しく行う方法を書くとお話ししていたのですが、動画が間に合いませんでしたので今回は別の記事とさせていただきます・・・楽しみにされていた皆さん申し訳ございません(T▽T)←そんな奇特な人はいないかもしれないのに、自意識過剰なPerincoさん

で、実は昨日、所有しているPRS(Paul Reed Smith)の弦交換を行ったのですが、せっかくだったので全ての工程を写真におさめてみました!

ということで、解説しちゃおうと思います☆

まずはビフォーの状態から。
※すでに弦は外してあります。

ビフォー

実は、このPRS Singlecut Tremの弦はかれこれ4~5ヶ月交換していません・・・・・ギタリスト失格です(T T)
※なぜなら、ギターを弾いてないから別のギターを弾いていたからです..

ということで、弦がそーとー汚かったわけです。音もモワンモワンした感じです・・・音に輝きが0です。

弦を外したところ

そんなこんなで、さっそくきちゃない弦を全て外してみました(^^;
外した弦と一緒に記念撮影(苦笑)

次に「美しいルックス」でお馴染みのPRSちゃんがちょっと不潔になっていたので・・、今回はしっかり拭いてあげることにしました!

・・と言ってもクロスでただ拭いただけですが・・

拭く

弦が張ってあると拭けない場所もせっかくなのでフキフキ(^0^)

隙間も拭く

PUとPUの間は弦装着時拭きにくいので、ここぞとばかりに拭いてやりました!

もちろんマイクロファイバークロスで!
※なんのこっちゃ?という方はこちらの記事をご覧下さい!

ここも弦が張ってあると拭きにくいですよね。。

ヘッドも拭く

案の定、ホコリまみれでした・・

そして、次に取り出したのはコチラ!

島村楽器さんのブランド「History」のネックオイル!

仕事柄、楽器店さんに行く機会が多いのですが、島村楽器さんにも知人、友人が全国に多数いまして・・、その中でも特に仲良くしてもらっている方からススメていただき愛用しているものです。

今みたいに乾燥した時期には最高ですよ(^^)v

保湿にもなるし、汚れもとれるしで手放せない一品なのです!

いろんなネックオイルを使ってきましたが、私にとってはコレがダントツです。

興味がありましたら是非!とってもオススメですよ♪詳細はコチラ

で、クロスにオイルをたらして・・

クロスにオイルを染み込ます

拭く!!!ひたすら拭く!!!!

ネックオイル塗布中

仕上がりはこのようになります。

ネックオイル塗布完了!

少しテカっているのがお分かりになりますでしょうか?
冬なので若干多めに染み込ませて拭いてみました。保湿効果抜群です♪

その後、余分なオイルを拭き取って、遂に弦の登場です!

今回張るのは皆さんお馴染みの定番D’Addario(ダダリオ)です。

ダダリオ

この人です。

※地元藤沢ではお馴染みの楽器屋さん「WAKAIZUMI(ワカイズミ)」のシールが貼ってありますね・・こんなところです。→WAKAIZUMIウェブサイト

しかも、ちょっと変わった太さのものをチョイス。

0095~044

多くの方が009~042か010~046を選ばれると思うのですが、その二つの中間がコレです。

昔はなかったんですが、これが発売されてからは使うことが多いです。

柔らかすぎず硬すぎずで、中途半端な私はとっても気にいっています(^^)

ダダリオ、パッケージと中身

ご存知ない方のために・・、

弦を1~6弦のセットで購入すると、このように6本弦がパッケージされています。

で、ダダリオの場合、各弦を判断しやすいように弦の末端についている金属の球・・エンドボールに色づけがなされています。

ダダリオ中身

パッケージにどの弦が何色か記載されていますので、その通りに張ったら良いのです!これなら張り間違いが少なくてすみそうですね♪

で、PRSの場合、ボディ裏から弦を通していくのですが、こんな風になっています。

ここに弦を通すのだ!

左から1~6弦の穴になります。

6弦からさっそく張って行きます☆

さっそく通してみよう!

まずは6弦を裏から通して・・・

ここから出てくる!

ここから出てくるというわけです!

ここからが他のギターと違うところなのですが・・、

糸巻きに通して・・

ペグパーツに弦を通すのですが、PRSのペグパーツにはFenderやGibsonにはない黒いパーツが装着されています・・。

はい、これを「ロック式ペグ」と言って、PRSのチューニングが狂いにくいと言われる最大の要素なのです!

ロック式というと大体ナット部分でロックしますが、PRSではペグでロックします。代わりにナットには滑りの良い樹脂が使われます。

で、ペグ自体でロック出来てしまうため、弦を巻き付ける必要がありません。
そのため、余計な摩擦が生じず安定したチューニングを実現するというわけです。

また、この弦を巻かずにロックする構造の恩恵で、ギター本来の響きを余す所なく発揮してくれるので、良いとこだらけのペグと言えるでしょう(^^)

で、ロック式ペグの固定方法ですが、弦を通した後、黒いネジパーツを指で回してしめます。

ネジでしめて・・

その後、コインでガッチリとロックして完了!

コインで固定!

楽すぎて申し訳ない気分になります・・( ̄▽ ̄;)

※PRSの弦交換の後、他のギターの弦交換をすると大変さに萎えます。。

そして、この調子で進めていって・・

4弦まで終了

あっと言う間に4弦まで終了!

3弦からはペグを逆に回すのを忘れずに・・
※レスポールタイプのヘッドの人は巻き間違いにご注意を!

3弦から~

無事に全部完了!!

取りあえず張り終わり

次に邪魔な弦をカットしましょう!

道具はもちろん「ニッパー」です♪

ニッパーでカット

完全にロックされているので弦が外れる心配がありません。
ですので他のペグのように弦の切り残しを長めにしておく必要もありません・・・ということでバッサリいっちまいましょう!

終了!

ちなみにこのニッパー、私が小学生の頃、プラモデル作りのために購入したものです。。。二十数年間所有していることになります(^_^;

最後にチューニングを行って・・・・・・

 完成です!

この間、かかった時間は10分くらい。
※ブログを書くのに要した時間は2時間くらい・・(涙)

驚異の楽さ&早さです。

PRSを買って一番嬉しかったのは、実はこの弦交換のスピーディーさだったりします(苦笑)

では以上でPRSの弦交換レポートを終わります(^^)v

あっ、もちろんサウンドも最高な状態に復活しました!!!

最後に・・・・、弦交換や楽器の調整/掃除を円滑に進めるために、必要な道具やパーツを一つにまとめておくことをオススメします。

私の場合、こんな感じです♪

チェックの箱の中に弦類が全て収まっております☆

それでは、また次回をお楽しみに~(^^)v

関連記事:Paul Reed Smith  弦の種類  ③ブリッジの種類

ギター教室記事 → ギター教室開業までの軌跡シリーズを最初から読む!

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その気持ちをクリックで表現してくれると嬉しいです
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