ただ、そういう風に言うと、「でも、効果的な使い方が分かりません!」と言われてしまうことが多いのです。
ディレイの効果などにつきましては、私が今までにブログで書いてきた記事を参照していただくと大体のことが分かると思いますので、今日はちょっと違う観点からお話しをしてみようと思います。
★過去のディレイ関連記事:
http://goo.gl/bEFwqL
http://goo.gl/xLLW66
さて、さっそくですが、
なぜディレイの効果的な使い方が分からないのでしょうか?
それは特殊効果的なイメージがあるからではないでしょうか。
ここで覚えておいてほしい知識をひとつご紹介いたします。
これが分かれば、ディレイが欲しくなってしまうこと間違いなしですよ(笑)
ダッキングディレイ
これが、本日覚えていただきたいワードです。
ちなみに、これは製品名ではなく、効果の名称です。
ダッキングとはDuck(アヒル)からきていて、アヒルが水中に潜る時、くぐり抜けるように動作することからつけられた名称なのです。
では、どんな効果なのかと言いますと、
ある一定以上の音量の時はディレイがかからず、その一定レベルを下回った時に始めて効果が現れるというものなのです。
逆に言うと、音量が一定ラインを下回るまで、エフェクト効果をくぐり抜け、「ほぼ無効果状態を保つ」ということになります。
ということは、設定を低めにしておけば、ギターソロで音を伸ばしていたとして、音量がある程度減衰してきたところで、飾り付けるようにディレイが発生するというわけです。
つまり、超簡単に言うと、
演奏を邪魔しないで、最後だけ飾り付けてくれる
ということなんです!
特殊効果を狙ったディレイの使い方ではなく、かなり実用的なディレイの使い方となります^^
ちなみに、一定の音量が出ているときにはディレイがかかりませんので、ソロだけでなくカッティングやストローク時にもかけっぱなしにしておけてしまうのです!
ジャカジャカ弾いているときは、ディレイがかからないというわけです♪
ということで、今日はディレイの使い方の豆知識でした^^
最後に・・
ダッキングディレイはついているモデルとついていないモデルがあります。
これもディレイ選びの基準に取り入れてみると良いかと思います。
ちなみに、ダッキングディレイというのは効果の総称で、各社オリジナルなネーミングになっておりますのでご注意下さいm(_ _)m
それでは、今回はこのへんで〜