反ったらかしにご注意を!

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今日はネックについての話をしてみようと思います。

で、タイトルは私が勝手に作った造語ですが、

『反ったらかし』

言葉だけでイメージが浮かびませんか?

さて、この言葉は、「ネックが反っているのに、気づかない状態」のことなのですが、実際ネックが反っているのか判断できなければ気付きようがありませんので、そのチェック方法についてお話ししてみようと思います。

では、まずは、そもそも何故反ってしまうのか・・というお話から。

実は、ギターのネックには弦を張った状態で、50~70kgの力がかかっているんです(驚)

簡単に言うと、成人男性一人分程度の重みがネックに常にかかっているということです∑( ̄[] ̄;)!

また、ネックは木材ですので、先日の投稿に書いたとおり、気温や湿度の影響を受け、これらの影響によって天然素材の木材で出来ているネックは動いてしまいます(;△;)

で、こんな状況ですから、木からすれば、

そりゃ~、反るわ(怒)

といった感じかと。。

もちろん、湿度調整したり、環境を改善することである程度ネックの状態を保つことは出来ますが、完全に反りを回避するというのは難しいので、

少なからず自分のギターが今現在どういう状態なのかを、常に確認出来るようにする必要がある思うのです。

で、ネックの反り方には種類があります。

実際いろんなパターンの反り方があるのですが、今回はその中でも特にスタンダードな二つをご紹介しておきます。

順反り

逆反り

順反りというのは、弦の張力にネックが負けてしまい、弦に引っ張られるように反ってしまった状態のことです。

逆反りはいうのは、順反りとは逆に、ネックが弦の張力に反発する力の方が勝ってしまい、逆に反った状態のことです。

確認方法なのですが、

まずはネックを上や下から見て、ネックの端がまっすぐであるかどうかを目視するというのが一つの方法です。

大きく反ってしまっている場合はこの方法で分かります。

次にもう一つの確実な方法ですが、第1フレットと最終フレットを押さえて、ネックの中央付近の隙間をチェックする方法です。

12フレット付近の弦とフレットの隙間に、ハガキ1枚入るかどうか程度の隙間が出来ていて、この状態で上から弦を軽くたたくと、「チッ」という小さな音が鳴るくらいの状態がベストです。

※フレットを両手で押さえながら、12フレット付近を叩くのには慣れが必要です。

ちなみに、ベストの状態よりも隙間が広くて、弦を上から叩いた際、それなりの音量が出てしまっていたら・・・・・順反り確定(´Д`;)

逆に、全く隙間がなくって、フレットに弦がくっついてしまっていれば・・・・・逆反り確定( ̄Д ̄;)

で、反りを確認した場合、どうやって直したら良いかという話なのですが、ネックの中には補強用に金属の棒が埋め込まれており(トラスロッド)、それを使ってネックの反りを調整することが出来るようになっているのです!

・・・・が!

ネックは非常に繊細ですので、素人が下手に調整してしまうと取り返しのつかない事態に陥ることがありますo( ̄Д ̄o)(o ̄Д ̄)o

従って、反ってしまった場合は、自分でなんとかしようとせずに、最初のうちは「楽器店へGO!」をオススメいたします。

そこで、調整を見ながら「自分でも出来そう!」と確信した場合のみ、次回からご自身でチャレンジされたら良いかと思います^^

まぁ、作業自体はネジを回すだけなので、ゆっくりじっくり行えば、簡単な反りなら失敗なくご自身で直せると思いますよ^^

それでは、今回はこの辺で!

また次回をお楽しみに〜

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