アンプのPRESENCEって何だろう?

さて、今日は「意外と知られていないアンプの話」をしてみようと思います。

スタジオに置いてある大型アンプを見て、何に使うのかよくわからないツマミってありませんか?

「あれれ、、うちの練習用アンプにはこんなのないよ~!」って感じで(笑)

実際、ギターを始めたての頃の私がそうでした



当時の私が分からなかったのは、以下の3つです。

① 電源スイッチの横にある「スタンバイ」スイッチ

② EQセクションにある「PRESENCE(プレゼンス)」

③ EQセクションにある「RESONANCE(レゾナンス)」

GAINとかVOLUMEのような練習用アンプと同じ表記のものであれば大丈夫だと思うんです。

また、Treble、Middle、Bassは練習用アンプにも付いているので、なんとなく効果は分かると思います。

でも、練習用アンプには上記の3つの項目がありません(ほとんどの場合)。

だけど、せっかく本格的なアンプを使うのですから、ちゃんと知った上で使った方が良いに決まっているのです(笑)その方が良い音になりますからね。

ということで、1つずつ解説してみようと思います^^

STANDBY スイッチ

これは「真空管(チューブ)」を搭載したアンプによく見られるスイッチです。

真空管は熱を持たないと真価を発揮しませんので、まずは、電源をONにして温める必要があります。その際に押すのが「POWER」というスイッチです。

ところが、どんなに真空管が温まってきても、この状態では音は鳴りません。

そう、そこで出てくるのが「STANDBY(スタンバイ)」スイッチなのです。

スタンバイを押すことでようやく音が鳴ります。

で、くれぐれもこの押す順番を間違えないようにしてほしいのです^^;

真空管が温まる前に電気が流れてしまうことになります。これはアンプの故障の原因になります。

要するに、スタンバイは、真空管が温まる前に電気が流れないよう、アンプを保護するためにあるということですね^^

ちなみに、バンド練の途中で「真空管を温め続けたまんま」休憩したい時などは、是非「スタンバイ」をOFFにしておきましょう!

こうすることで安心してアンプを温めたままにしておけますよ!

PRESENCE

これも意外と知られていませんよね^^;

PRESENCEとは、Treble、Middle、Bassといった基本的なEQを整えた後、最終的な高域を調整するツマミです。

EQと同じで、メーカーによって効き方やクセが違います。

私の場合、EQだけで良いサウンドが作れたなら、あえていじらないこともあります。

高域に一味加えたいなという時にいじると良いでしょう!

RESONANCE

のツマミは大型アンプにもないことがある項目です。

何を調整するものなのかと言いますと、「PRESENCE」の逆で「低域」をいじるものです。

EQでサウンドを作った後、必要であれば調整しましょう。

ということで、アンプの豆知識でした!
是非次回スタジオに入った際にいじって確認してみて下さいね☆

それではまた次回!

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