ストラップ、長さの美学

昨日は久々に本格的にエフェクトボードを組んでみたのですが、10本持っているパッチケーブル10本の内、3本が成仏していました。。

一本3,000円なり~ヽ(`Д´)ノ

まぁ、何年も放置していたんだから仕方ない・・、というか完全に私が悪い。

さて、今日も朝から唐突にストラップについて書いてみようと思います。

しかも、長さについてです(笑)
←マニアック

なぜこんなことを書こうと思ったのかといいますと、ストラップの長さには音楽ジャンルごとの傾向があって、その傾向には理由がある!ということを、ただ語りたかっただけなんです(苦笑)

では、申し訳ありませんが、お付き合いください(笑)

テクニカル・ロック系

ヴァン・ヘイレン

ヴァン・ヘイレンは腰から少し下の位置に構えていますね。

ランディ・ローズ

ランディ・ローズも腰から少し下です。

スティーブ・ヴァイ

奇才スティーブ・ヴァイも腰から少し下。

オリアンティ

オリアンティもほぼ腰あたり。

この共通点から分かるのは、このタイプのギタリストはテクニカルな演奏とルックスという相反する要素のバランスをとる必要に迫られ、その結果、妥協点としてこの位置に落ち着いたということです(たぶん)。

だから、腰、もしくは腰の少し下あたりの位置にストラップを調節することが多いわけですね。

見た目としては、長めに調整しておいた方がカッコイイけど、長過ぎるとテクニカルなプレイができない・・・。ちょっと下げてみようかな・・いや、これじゃ弾きにくい、、少し上げてみようかな・・いや、これだとダサイ・・。そんな感じで長い年月をかけてギタリストごとに探求してきた「究極のポジション」といえるでしょう(本当に?)

ヴィジュアル系

全体的にストラップが長いのがヴィジュアル系というイメージですが、実際はどうでしょう?

例えば・・

私が高校生だった頃からLUNA SEAと言えば、かなりローポジションにギター、ベースを構えていて、超カッコよく見えたものです。だから、軽音楽部員たちは猫も杓子もストラップを長くしていました(苦笑)

元祖ヴィジュアル系、X Japanもやっぱりローポジション。PATAさんを見て、よくレスポールをあのポジションで弾けるなぁ~と感心したものです。

でも、もしかしたら、これは少し古いブームかもしれません。

とういうこと少し時を進めてみましょう。

ちゃんと長い・・

ということで、現在もV系界隈は比較的ストラップが長いということがわかりました

やはり、低めのポジションの方が、美しく見えるようです(まぁ、美意識は千差万別ですが)

ですので、V系を目指す皆さんは、ストラップは迷わず長めに調整しましょう!

※長すぎると手を痛めます。ほどほどに。

更にローポジションな皆様

ジミー・ペイジ

Led Zeppelinのジミー・ペイジ。

この低さは尋常じゃありません・・・・例え真っ裸だったとしてもこのポジションなら問題ありません(←ロックのレジェンドに対して超失礼。)

キース

この写真を見て分かるとおり、このポーズを行うにはストラップを相当長くしないとなりません・・さすがキース・リチャーズ

テレキャスでこれほどロックできる人はなかなかいないでしょう(笑)

スラッシュ

最後にスラッシュ。

ペイジに負けず劣らず低いですね(^^;
すげーカッコイイ・・・・・

下げられる限界まで攻めてますね。たとえ演奏性が下がったとしても、カッコいい見た目を犠牲にはしない。まさにロックですね。

ということで、ここまでローポジションのギタリストを紹介してきましたが、これらのことからもおわかりいただけるように、ローポジション系はハードなジャンルに多いようです。

では、次は逆にハイポジションなジャンルにいってみましょう!

JAZZ系

ベンソン

高っ∑(; ̄□ ̄

さっきまでとのギャップw

ストラップの長さ、半分くらいでしょうか…。なんかもはや違う楽器くらいの印象です^^;

メセニー

天才パット・メセニーも腰より上ポジション・・。

これだと、真っ裸だった場合、犯罪になってしまいます(何基準!?)

フュージョン系

ラリー・カールトン

私の大好きなラリー・カールトンもかなりのハイポジションですね☆

高中正義

日本を代表するギタリスト高中正義さんもハイポジション。

で、これらのことから分かるのは、高度なテクニックや難しいフレージングを要求されるジャズ/フュージョン系は、ステージ上でのパフォーマンス以上にプレイの内容をより重視するため、必然的にハイポジションになっていくのだということです。

内容で魅せる部分の大きいジャンルということもあって、極力演奏性を重視していこうという感じでしょうか。

実際、サウンド面でもごまかしのきかない音色で演奏することが多いので、弾きやすさを最重視している気がします。

まとめ

ということで、本日のまとめ。

『下げれば下げるほどカッコ良く、上げれば上げるほど弾きやすい。バランスをとって自分だけのポジションを見つけよう!』

です。

で、最後に・・・・・世界一ハイポジションなギタリストをご紹介して終わろうと思います。

田端義夫

日本が誇る田端義夫さん(バタヤン)です。

おぉ、高過ぎます……………………右腕なんか90度を超えて、もはやちょっと苦しそうですらあります(;・∀・)

田端さん、オチに使ってしまい申し訳ありませんでしたm(_ _)m

最後に注意点を1つ。

それは、ストラップを短かくする分には問題ないのですが、長くする場合、左手の手首が変な角度に曲がることになるので気をつけて下さい。痛めてしまっては元も子もありませんから・・

自分の身体と相談しながら、長さを調節するようにして下さい。

ローポジションにしたい場合、少しずつ長くしていくなど、工夫すると良いかもしれませんよ!

それでは、今回はここまでにしておきまーす!
また次回をお楽しみに!!!!!

いつもご協力いただき感謝しておりますm(_ _)m

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