相変わらずヤバメの気管支炎に悩まされているPerinco@長引く30代です、こんばんは(;-_-) =3
今日も苦しい身体を引きずりながらギター教室の外装内装の打ち合わせに行ってまいりました。なんだか素敵な隠れ家的教室に仕上がりそうで、とってもワクワクドキドキフラフラしています(フラフラは具合が悪いだけ・・)。
さて、今日はそんな打ち合わせ中に、改装を手伝ってくれる従弟と備え付けにする予定の機材について話をしていた際、「エフェクターってそんな種類があるん!?」みたいな質問をされ、「確かに、初心者は、そこから分からないのかもしれないっ!」と新鮮な発見があったので、解説してみることにしました(^^)v
ということで、エフェクターの超基礎知識いってみましょう!
エフェクターには大まかに分けると3種類あります。
なんだか分かりますか?
一つずつ解説しますと、
①コンパクト・エフェクター
まず、皆さんがイメージされるのは恐らくコレでしょう。
このコンパクト・エフェクター(コンパクト・ペダルもしくはストンプボックスとも言います)の特徴は、単一機能であるということです。
例えば、オーバードライブだけとか、ディレイだけなど、単一機能に特化しているということです。
メリットとしては、各エフェクターの効果ごとに好きなメーカーのもので揃えることができるということです。
また、単体機は直感的な音作りが出来るものが多いです。
写真を見ていただいても分かるように、音を確認しながらツマミ調整をするだけの直感的なインターフェイスになっているからです。
逆にデメリットとしては、作った音を保存しておけないことでしょう。
そのため、ツマミの位置が変わってしまわないよう気を遣うことになります。
気を遣った結果こーなります(苦笑)↓
ツマミ横にガムテープを三角に切ったものを貼って、お気に入りのポジションがすぐに分かるよう、涙ぐましい努力をすることになります・・・これは「バミる」と言う行為です(笑)
②マルチ・エフェクター
次にご紹介するのが「マルチ・エフェクター」というものです。
マルチは見ての通り、コンパクトと全く違うルックスをしていますよね。
液晶のディスプレイまで付いていてデジタルちっくですね(^^;
・・・そう、まず一番の大きな違いは、コンパクトは「アナログ」のものが多いのに対して、マルチはどの機種も確実に「デジタル」というです。
※一部歪み部分だけアナログという良いとこ取りの製品もあります。
ということで、マルチの利点は「デジタルであるがゆえ、作った音を保存しておくことができる!」です。
また、複数のエフェクターが包括されているので、複雑な音作りが出来るということです・・・しかも、その作り上げたサウンドをワンタッチで呼び出すことが出来るという素晴らしさっ!!
しかも、複数台のエフェクターを接続することなく、一台で完結するため、シールドを介してのってしまうノイズや劣化が限りなく少ないのも大きなメリットなんです(^^)
ただ、そんな素敵なマルチ・エフェクターにもデメリットがあります・・
それは、内臓されているエフェクターの中で、このエフェクトは好きじゃないなぁ~というものがあっても交換できないこと。
コンパクトのように自由に組み替え差し替えが出来ないわけです。
そして、一番の問題は、、、当ブログでも過去に書いたことがありますが、デジタルで作られた『歪み』は得てして耳当たりが悪い!ということです(T T)
どんなに上手くデジタルで再現していても、どこまで行っても「似て非なる物」なわけです。
0と1のデジタル領域で再現された音は善戦はしているものの「っぽい音」でしかなく、耳の肥えた人には「痛い」と聴こえてしまうのです(比べると
すぐわかりますよ^^;)
ですので、歪みのコンパクトとマルチの組み合わせで使ってる方が多いんですね(^^)
その他のデメリットとしては、ちょっとデカイことと、重いことでしょうか・・まぁ、重さに関しては、コンパクトもたくさん繋げば結局重くなるのですが(^^;
※大体写真のクラスのモノの重量は5kg程度あります・・・重っ!
最後に・・・こういった機械系が苦手な人にとっては、操作が難しく感じるかもしれませんね(^^;
③ラック・エフェクター
こーいうヤツです(^^)
よくテレビの音楽番組でミュージシャンの後ろでビカビカ光っているのを見かけませんか?
行き着く先はこーなります↑。
なぜラック・エフェクターというかと言いますと、このようなラックにネジ止めできる形状のエフェクターだからです(^^)
ちなみにラックは、
このサイズで1U(ワンユーもしくはイチユー)と言います。
1Uの2倍の大きさの上記サイズを2U(ニユー)と言います。
さて、このラック式エフェクターのメリットは何と言ってもサウンドクオリティーの高さです。
理由はサイズが大きいことから、複雑なアルゴリズム(設計回路)が組めるのでディレイやリバーブといった、複雑な回路が必要なエフェクターには最大限の効果が望めます。
そのため、空間系のラックが多く製品化されております。
よくあるパターンとしては、歪み以外のエフェクターをラックで組み、歪みはアンプヘッドやコンパクトエフェクターで作るというパターンです。※コンパクトエフェクターも引き出し状のパーツにマウントして、ラックに組み込んでしまうことがあります。
↑
こんなん(苦笑)
ちなみに、この最強なシステムにも難点があります( ̄ε ̄;|||
賢明な読者の皆さんは薄々気づかれているかもしれませんが、非常に操作が難しく、扱いにくいことです(^^;
更には、非常に高価なものが多く、スシテムを組むと重量も・・・・・死ぬほど重くなります。。上のようなシステムは、そのサイズから『冷蔵庫』などと呼ばれたりします(苦笑)
更に更に、このシステムを組んでもコントロール出来なければライブでは使えません。
そのため、コントロールするためのコントローラーが別途必要になります・・
しかも、このコントローラーはMIDIという規格でシステムとつなげるのですが、MIDIの知識がないと、思った通りにエフェクトが切り替わってくれません。。
ですので、MIDIの勉強が必要になります(MIDI検定という資格もあるくらいです)。
↑
MIDIケーブル
ということで、最強のサウンドは手に入りますが、だいぶ大掛かりになることを覚悟せねばなりません。。
そして、車を買う際の選択肢はもれなくハイエースになります・・もしくはトラック!?
・・ということで、以上が大まかに分けた3種類です。
ご理解いただけましたでしょうか?
ということで、Perinco的には前回の記事のシステムあたりから始めてみることをオススメします!
そして、エフェクターの知識が増えて来たところで、ラックなどにも手を出してみても面白いかもしれませんね!
それでは、長くなりましたが今回はここまで!
また次回お楽しみに♪
P.S.
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