音感の鍛え方2 〜絶対音感を斬るっ!〜

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3連休中日、いかがお過ごしですか?
そして、明日は成人の日!成人される皆さま、おめでとうございます!

ということで、実は誕生日が1月15日のPerinco@旧成人の日生まれの男が今日も元気にブログ更新です!

さて、今回は前回お話した「絶対音感」と「相対音感」の話を少し進めてみようと思います(^^)

前回、この二つの異なる音感で重要なのはどっちなんだい!と中山きんにくんバリに問うたわけですが・・・コメントをお寄せいただいた皆様、ありがとうございます!漏れなく正解です!!

そう、答えは「相対音感」ですね☆

楽器や歌を習得する際に重要なのは「相対音感」です。

また、逆に言えば「絶対音感」は素晴らしい能力ですが、この能力には臨界期が存在し、今から習得しようと思っても習得できない能力なのです。

ということで、潔く諦めましょう・・。

ちなみに、臨界期とは年齢的な壁のことと思ってもらえたら良いでしょう。

例えば、言語習得においての臨界期は「聞いているだけで言語習得できる能力を有する年齢」のことを指します。

絶対音感の場合もこのイメージに近いです。

後から習得できないこともありませんが、臨界期前のように自然にマスターできるのではなく、訓練に訓練を重ねてやっと習得できるという極めて困難な道のりとなります。

英語も小さい頃に海外で過ごした子は当たり前のように話せますが、そうでない場合、「勉強」と「練習」を繰り返してマスターするしかありません。そして、そのレベルは自然にマスターした子よりも低いもので留まることすらあるわけです。

こういう風に話すと、

「なんだよ~、だったら小さい頃に絶対音感をマスターしたヤツの方が有利じゃんっ_| ̄|○ il||li

と思うかもしれません。

ちょっと待った~~~~っ!

んなこたありません(笑)

私も絶対音感なんか持っておりませんっ!
でも、ギター演奏をめちゃくちゃ楽しめていますっ!

皆さん、絶対音感を持っているとどうなるのか説明できますでしょうか?

こう言われると、意外と説明できないでしょ(苦笑)?

そんな説明できないものに憧れていても仕方ありませんので、絶対音感というもののメリット/デメリットを説明してみます。

それを知った上で、それでも欲しいかどうかを判断してみて下さい(^^)

メリット

・伴奏なしで原キーのまま歌う(or弾く)ことができる。

・チューナーなしで完璧にチューニングできる。

・音程を絶対に外さない・・というか外せない。

・楽器がなくても耳コピで譜面を起こせる。

デメリット

・生活音すらドレミ・・に聴こえてしまう。そのため、音程の定かでない中途半端な音に神経質になってしまう。

・周波数の違いが気になってしまう・・例えば440Hzで絶対音感がある時、管楽器などの442Hzを聴くと違和感がある。参考記事:チューニングのお話

・微妙に音程がずれている人の歌を聴くと気持ち悪く感じる・・ということは昨今のボーカルで正確な音程の人はほぼ皆無なので、歌番組などを普通に楽しめない。

・カラオケで知っている曲のキーを原キーから変えられてしまうと気持ち悪さを覚えるし、そもそも本人が歌が下手な場合、絶望的な気分になる・・。

以上。


どうですか?

メリット、デメリット、合わせて考えるとトントンじゃないでしょうか?

なぜか日本人の多くは「絶対音感至上主義」かの如く、「絶対音感はスゴイ!」と口を揃えて言いますが、普通に音楽を楽しむのにこの能力は要りません!
逆に楽しめなくなることすらあるわけです。

多くの人が凄そうというイメージだけで「普通の人にはない能力を盲目的に崇めている」だけなのだと思います。

確かにチューニングが出来るというのは羨ましいしカッコイイですが、「チューナー」使えばよくないですか?←身も蓋もない(^^;

そして、絶対音感のメリットにも書いた「耳コピする能力」は相対音感でも問題ありませんからっ!

・・ただ「楽器」が必要なだけです( ̄▽ ̄;)ゞ

なんせ基準になる音を確認できないと、どのキーなのかすら把握できませんから・・・(そういう意味ではやっぱり絶対音感羨ましいかも・・苦笑)

ということで、長くなってしまいましたので今日はここまで。
次からは実際に相対音感の解説に入っていこうと思います(^^)

それでは、また次回をお楽しみに~☆

引き続きこちらは絶対でお願いいたします!
 

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