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唐突ですが、
先日コメントで「チューニングの方法」についてご質問をいただきましたので、解説させていただこうと思います。
それでは、さっそく。
ギターをチューニングする際には、「チューナー(チューニングメーター)」という道具を使います。
詳しくは、以下をご覧ください^^
http://blog.guitar-shohousen.com/1768.html
そして、そのチューナーを見ながら各弦の音程を合わせていくのですが、最初は本当に合っているのかどうか、なかなかわからないと思います。
ちなみに、弦ごとの音は以下のとおりです。
6弦・・E(ミ)
5弦・・A(ラ)
4弦・・D(レ)
3弦・・G(ソ)
2弦・・B(シ)
1弦・・E(ミ)
で、初めて一人でやってみると、1オクターブ低くチューニングしてしまったり、上げすぎて弦を切っちゃったり・・かなり苦戦すると思います^^;
もちろん、こうやって失敗を繰り返して慣れるということも重要かもしれませんが、弦代も余計にかかってしまいますので、参考動画をご用意してみました。※弦代も少し高くなりましたしね・・>_<
ここでは、各弦ごとの音程を実際にギターで鳴らしています。
ですので、チューニング初心者のうちは、この動画を見ながら、そこで鳴らしている音程を参考にチューニングし、微調整としてチューナーを使うようにすると、間違いが少なくなると思います。
また、チューナーがないときのチューニング法についても解説してみましたので、いざという時のために、こちらも参考にしてみてくださいね^^
さて、ついてでなので、チューニングについての豆知識をひとつ。
他の楽器の奏者と合奏する際、正確にチューニングしたはずなのに、各自の音程が微妙に合っていないような気がする・・ってことが稀に起こります。
特にピアノ奏者や管楽器奏者と一緒に演奏する時にこの現象が起きやすいです。
さて、この原因は・・・
『基準ピッチ』
からくるものです。
さて、基準ピッチとはなんぞやという話ですが、
チューニングには大前提として『基準ピッチ』という考えかたが存在します。
簡単に言うと、
例えば、同じ「ド」という音にも「若干高いド」とか「低めのド」とかがあるってことなのです。
で、音の高低というのは、音の振動数からくるもので、それをHz(ヘルツ)という単位であらわすのですが、その数値によって、同じ音でも少し高低差が生まれるという話なのです。
ちなみに、
仮に一秒間に100回振動しているとすれば、100Hzということになり、100Hzよりも101Hzの方が微妙に音程が高いということになるんです。
で、この基準を、音楽の世界では「ラ」の音で合わせます。
チューナーを普段から使っている人はなんとなく見た事があるかもしれませんが、
チューナーに「440Hz」とかって出てません?
これは、「ラ」の音を「440Hz」に設定しているという意味なのです。
ですので、もう少し明るい響きにしたい・・なんてときに、この設定を442Hzとか444Hzとかに設定することもあるわけです。
※基本的には「A=440Hz」というのが一般的な基準ピッチとなっており、大半のチューナーも工場出荷時状態でこの基準ピッチになっています。
で、この設定が各プレイヤーごとに違っていると、先ほどお話ししたような違和感になるというわけです。
ですので、他のプレイヤーと合奏する際は、「440Hzで大丈夫ですか?」などと聞いておくと良いかもしれませんね!
それでは、チューニングについて解説は以上となります^^
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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