手の大きさはそんなに重要なのだろうか!?

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以前、ギター演奏と手のサイズの関係性について書いたことがありますが、その後も手のサイズについて質問されることが多かったので、切り口を変えて再び書いてみようと思います。

さて、今回はちょっと視点を変えまして、ギター以外の楽器に置き換えて考えてみようと思うのですが、
 
多くの方がイメージしやすい楽器ということで、ピアノを例にとってみようと思います。
 
ピアノでしたら小さい頃から弾いていらっしゃる方も結構多いですよね^^
 
で、ちょっと思い浮かべてほしいのですが、ピアノって小さい子供であっても「大人と同じピアノ」を弾いていますよね?
 
そして、驚くべきは、あの小さな手で正確かつスピーディーに弾きこなしているということですΣΣ(゚д゚lll)
 
 
で、これはギターでも基本的に同じことが言えるのです。
 
 
確かに子供用のギターというものは存在しますし、小学校低学年〜中学年くらいまでは、そういった小さなサイズのギターを使った方が楽に演奏が出来る場合も多いですが(子供用のギターは、チューニングが合いにくいといった問題もあります)、
 
大人であれば、いくら手が小さいとはいっても小学校低学年よりは大きいと思いますので、大人用ギターで全く問題ありませんし、全く弾けないということはないと思います。
 
 
先日の記事をご覧いただくと、私の手は相当小さいということが分かると思うのですが、
 
それでも私の教室に来ている小学5年生の男の子よりは若干大きかったので(笑)、手のサイズに悩む方の多くは小学5年生よりも手が大きいと思われます。
 
ですので、レギュラーサイズのギターを問題なく弾けるはずなのです。
 
※ちなみにその男の子はレギュラーサイズのギターを弾きこなしています^^
 
 
もちろん、手の大きいギタリストにしか押さえられるコードというのもありますが、逆に言えば、彼らが押さえることの出来ないようなハイポジションでのコードが押さえられたりしますから、手の小ささは全然デメリットにならないのです。
 
 
そして、もう一つ自信を持っていただけるであろう例があるのですが、
 
ジャズギタリストのジャンゴ・ラインハルト氏は、火傷により指2本(薬指、小指)が麻痺しているにも関わらず、残りの3本の指で数々の名演を生み出しています^^
 
このように手の小ささとは比べものにならないくらいのハンディを負っても、本人の努力次第で演奏することが出来るわけですから、手のサイズに悩んでいる人は自信を持って練習に励んでくださいね!
 
 
最後に、
 
楽器の演奏って、そういうハンディを工夫で乗り越えて演奏することに、スリリングな味わいが宿るような気がします^^
 
 
ですので、手の大きさにお悩みの皆さん(小さい人も大きい人も)、自分だけの味のある演奏を追求してみてくださいね!
 
そして、そこで生み出された演奏こそ、あなたの「その手」だからこそ生み出されたものなんだと思います。
 
 
ということで、珍しく熱くなってしまいましたが(笑)、手のサイズにお悩みの皆さんを私は応援しています!
 
 
それでは、また次回をお楽しみに〜

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