ラッカーの悲劇

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なんだか寒くなったり暖かくなったりラジバンダリ、安定しない陽気ですね~。

ということで、季節の変わり目に風邪などひかない様、気をつけてお過ごし下さいね(^^)/

さて、今日は「ラッカーの悲劇」と題しまして、過去、私に起こったラッカー塗装ギターならではの事件について、お話ししてみたいと思います。


□事件ファイル1:ギタースタンド融解事件

これは比較的よく発生する事件です。

原因は大体自分自身にあることが多いのが特徴です。

私の場合、「一瞬なら大丈夫だろ~」と高を括ってしまったのがいけませんでした・・。

スタジオに常設してあったギタースタンドにギターを置いたまま、練習中に10分間の休憩を挟んでしまったのです。

戻ってギターを持ち上げると一瞬スタンドも浮いたような気がしましたが、気づかずその日は帰宅。

そして、帰宅後ハードケースにしまおうとして、見事に下駄のような2本の黒い焦げ痕を発見( ̄Д ̄;)

要するにギタースタンドのゴムと化学反応を起こして溶けてしまい、スタンドの黒が移ってしまった訳です。

これが、私にとって初めてのラッカーの洗礼となったのです。

□事件ファイル2:ケース保管自然融解事件

ファイル1の教訓から、出来るだけ気をつけるようにしていた私ですが、今度は気の弛みではなく、思わぬ事件に巻き込まれてしまったのです。

少し長い期間ラッカー塗装のギターに出番がなかったため、ハードケースにしっかりと湿度調整剤を入れ保管していたのですが、ある時急遽弾くことになりケースを開けてみたのです・・・

なんと今度は、ケースの内部を覆っている柔らかい素材(赤)と科学反応を起こしておりました・・・・・・・純正のケースなのに・・・_| ̄|○

この頃、私はハードケースに入れたギターは立てて保管していたのですが、これがいけなかったようです。

ボディ下部一点に重さが集中してしまったためか、そこだけ溶けているのです。。しかも、赤い素材がしっかり付着してしまったまま、とることすら出来ずに今日に至ります・・。

これは防げたのか防げなかったのか・・。
未だに謎です・・。

と、このようにラッカー塗装のギターには、不可抗力も含め、様々な事件が起こります。

ですが、気にしすぎていては弾けません。
ですので、「ある程度」気をつかう程度にして、事件が起こってしまったら「しっ・・、仕方ないさ(汗)」と虚勢を張るように心がけましょう・・。

ショックですが、それも一緒に歴史を重ねてきたという、アナタとギターとの思い出になりますから・・と、強がりましょう(苦笑)

ちなみに、事件ファイル2のこのダメージは未だに思い出に変えられずにおります(T▽T)

ラッカー溶解

それでは、今日はここまで!
また次回をお楽しみに☆

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