先日の急なお願いに皆様快いコメントを残していただき、本当にありがとうございますm(_ _)m
少しずつのご協力で構いませんので、是非よろしくお願いします!
さてさて、今日は初心者の皆さんが特に関心を寄せられているであろう音作りについて書いてみようと思います(^^)
特に悩まれるのは機材を買ったものの「CDで聴くような音」
ちなみに私も初心者の頃、かなり悩みました。
どうやっても「あの音」が出ない。。
有名メーカーのマルチエフェクターをお年玉で買ってみたものの失
なんだか奇怪な音しか出ず、結局すぐに手放してしまいました。
「この音どこで使うね~んっ!」って感じで。。
なぜでしょう?
それはエフェクターに対してシッカリとした「知識」
まず理解すべきは「コンパクトエフェクター」と「
この違い、皆さんわかります?
先輩に言われたから「コンパクト」にした・・これじゃダメですよ(笑)
マルチエフェクターは基本的にデジタル製品です。
コンパクトエフェクターはアナログの製品が多いです。
※空間系はデジタルのものも多いです。
この違いがなぜ生まれるのかをちゃんと理解することから始めまし
デジタルの利点は、作成した音をストア(保存)
つまりマルチエフェクターのようにエフェクトが沢山入ったものの
逆にデジタルのデメリットは、数字上で(パソコンのCPUのよう
つまり本来アナログで作っていたエフェクトを擬似的に再現しているという
しかも、皆さんが特に気になる「歪み」
本来の「歪み」はDSP(デジタルシグナルプロセッサー)
※マニアックになりすぎるので、詳しい説明は割愛します(苦笑)
どんなにデジタル技術が進歩しても、この「歪み」だけはデジタルでの再現が難しく、デジタルで再現したものは「耳に痛い」
やはりアナログ回路で生まれる自然な歪みが人間にとって「
人間自体がアナログだからでしょうか・・デジタルと聴き比べると一聴して違いが分かりますよ。
そして、「CDで聴くギターサウンド」というのは、
そのため、マルチエフェクターは便利ですが、
しかし、デジタルでも問題がないというエフェクターもあります。
例えば「空間系」「コンプレッサー」などです。
これらのエフェクターはレコーディングの機材でもデジタルものが
プロの世界でも今やプラグインが当たり前になっています。
そのため、
つまり、これら「アナログ」と「デジタル」の良いとこ取りをして
システムを組み上げることが非常に重要というわけです。
ちなみに、こういったことが理解できた大学時代の私は、
アナログのオーバードライブ/ディストーション + デジタルのマルチエフェクター(コンプ+空間系で使用)
という組み合わせでシステムを作りましたが、当時としてはかなり良いサウンドが実現でき、感動した記憶があります。
もちろん一回の動作でプリセット(作成した音)を呼び出すことは出来ませんでしたが(歪みは別途On/Offしないとならないた
そして今では、ライブをする場合、
コンパクトの「コンプ」+
コンパクトの「歪み」 + アンプの「歪み」 +
アンプのセンドリターンに「ラックマルチ」
この接続の理由は以下の記事をご覧下さい。
エフェクターのお話~基礎知識編~
ということで、若干「お勉強的」な内容になりましたが、
良い音作りのためにも是非理解してみてくださいね。
最後に念のため分かりやすく説明しますと、
人間もアナログ型とデジタル型がいますよね?
アナログ型過ぎると人情や情熱だけに走りがちで冷静な判断ができなかったりします。
デジタル型過ぎるとキッチリしているのですが、冷たく感じたりします。
でもバランスがとれているととても「魅力的」に感じられます。
音も全く一緒です。
アナログとデジタルのバランスがとれて初めて魅力が生まれるっちゅうことです(笑)
ということで、お後がよろしいようで(笑)
それではまた次回をお楽しみに☆
P.S.
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