せっかくブログを再開したというのに、
またストップ期間が続いてしまっておりますね・・^^;
なにをしていたのかと言いますと、
完全プライベートで海外旅行にいっていたのですが、
その延長で帰国後もダラダラモードが続いちゃっていただけです(汗)
まぁ、海外といっても、お近くの台湾ですが。
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それにしても、台湾のストリートミュージシャンのレベルは、
押し並べて高い!
歌は上手いし、機材にもそれぞれのコダワリがあるし・・
例を挙げると、リアルタイムに歌にハモりを入れていれる機材を使いこなし、
綺麗なコーラスを作り上げてたりするんです。
なんというんでしょう、
とにかくアーティストとしての意識が高いような気がしました。
私も過去に、リアルタイムで自分の声からハーモニーを生成してくれる機材を
デモンストレーションしていたことがあるのですが、
その際は、国内で大きなヒットを作り出すことが出来ませんでした。
もちろん一部の熱心なアーティストは自分の環境に取り入れてくれましたが、
いわゆるストリートミュージシャン達からは、ほとんど見向きもされませんでした。
そういった経験からも今回の経験はショックが大きかったわけです。
台湾、意識たけー・・って(笑)
観せ方うまいなぁ〜って。
少なからず私は足を止めて見入ってしまったわけですから、
日本でこういうレベルのライブができたら、
他のミュージシャンにも差がつけられるなぁと思いました^^
そこで、今回は日本と海外の演奏に対する考え方の違いを、
私の偏った視点で考察してみようと思います(笑)
ですので、あくまでも私個人の考えだという前提で読み進めてくださいね^^;
さて、
日本のアマチュアミュージシャンというのは、
詩の良さや曲の良さを熱心に追求していると思います。
だから、そんな彼の音楽にじっくり耳を傾けると、
「なんて良い詩なんだ!」
とか、
「聴きこむほどに味がある!」
みたいな感想を持ったりします。
ただ、その反面、その素晴らしい作品の観せ方が
あまり上手ではないと思うんです。
私としては、ここが勿体無いなぁ思う点です。
観せ方を変えれば、良い作品がもっと広がるのに〜って。
作った曲をステージやストリートでただ披露して終わりじゃ、
どうやったってドガンとオーディエンスは増えないわけですし、
せっかくの素晴らしい曲や演奏が届かないわけです。
これはギタリストであっても同じで、
どんなに上手くっても、ただ黙々と弾いていたら、
観ている方はアクビが出ます。
そこに何らかのエンターテイメント性が加わることで、
グッとオーディエンスを惹きつけるわけです。
例えば、ビジュアル系。
同じ曲を演奏するにしても、あのビジュアルや動きが
エンターテイメント性を増加させるわけですよね^^
低くかまえたギターが、人によってはカッコ良く感じるわけですよね?
本当は演奏にとってマイナスでしかないわけですが、
パフォーマンスとしては必要なことなんですよね。
あとは、運指一つをとっても、
同じ音選びであっても、派手に見えるような動きを選択するだけで、
グッと相手の興味をひいたりします。
「なんかアクロバティックな動きをしている!」
って、集まってきてくれます。
ちなみに、海外のミュージシャンって、
そういうのが上手いなぁと思います。
エンターテイメントとして、
「観せる=魅せる」
と、意識しているんだと思います。
表情一つ、動き一つから
「オーディエンスを楽しませることを徹底的に意識している」感じがするんです。
作品作り以上にパフォーマンスに力を入れているような気すらします。
まぁ、これはお国柄の違いなので、
すぐにパフォーマンス上手にはならないと思いますが、
ちょっと意識を向けるだけで、他のミュージシャンに大きな差をつけられるはずですので、
ライブをされる方はこんなことを意識されると良いかもしれませんよ^^
私たち日本人って、「職人気質」が強すぎるのかもしれませんね。
作品作りには力を入れるのは苦にならないけど、
それを広めるのは下手・・みたいな(^^;;
もちろん良い部分も多い職人気質ですが、
せっかくなら多くの人に作品を聴いてもらいたいじゃないですか^^
聴いてもらえれば少なからず感想をもらえますし、
感想をもらえれば、それを元に更なら磨きをかけていけます。
そうやって、作品はもっともっと良くなるわけですから、
美味しいことだらけだと思うんですよね。
ですから、パフォーマンスが苦手という方は、
海外の方の観せ方を研究したり、真似たりされると良いんじゃないでしょうか。
実際、YouTuberなんかでも、相手を魅了する方法を確立している人が
すごい再生回数を叩き出しているわけですし、
海外のアーティストだけでなく、観せ方の参考になる素材は
それこそアチコチに散らばっていると思いますので、
いろいろと研究してみると面白いかもしれませんね^^
最後に、一つの例として、
台湾のミュージシャンがおこなっていた方法をここで紹介して、
今回の記事は終わろうと思います。
まず、彼らは「聴いてもらうオーディエンス作り」から、
パフォーマンスをスタートさせていました。
これからライブを始めます!って、大道芸人のように宣言しながら、
「もっと前に来て!」みたいなことを伝えていました。
それを嫌味なく、笑いを上手く混ぜながら、
おこなっていたのが秀逸だなぁと思いました。
そして、十数人が興味を示し、足を止めてくれたところで、
まずは多くの人が知っているであろう曲のカヴァーを
前述のように機材を駆使して感動的に演出を施した上で、
歌い上げるのです。
この間も、表情一つも計算なのでは?と思わせるくらいのパフォーマンスで、
オーディエンスを魅了していました。
すると、そのパフォーマンスに吸い寄せられるように、
また、元から聴いている十数人に安心してか、さらに人垣が膨らんでいくんです。
要するに、最初の十数人は完全に火種だったわけですね。
結果的に、最後までオーディエンスが絶えないステージになっていましたし、
彼らから見て外国人である私すら虜にしていましたから、
これは国境を越えて通じる真理なんだろうなぁと思っちゃいました。
ということで、ライブがうまくいかない!とお嘆きのそこの貴方は、
是非ご参考になさってくださいね!
それでは、今回はこんなところで^^