前回の記事にコメントをいただいた皆様、ありがとうございました!!
私には思いつけない練習法もあって、とっても勉強になりました(^^)
また、当たらずも遠からずなものもあったので、感心してしまいました(←偉そう・・)
それでは、さっそく後編をお届けいたします。
わかりやすくするために物語風にしてみようと思います(逆にわかりにくくなる可能性あり!)
Perinco15歳の春(本当は正確な年齢&季節は全く思い出せない・・)、いつものようにギターの練習に勤しんでいた時のお話です。
母「Perinco~、面白いテレビ番組がやっているから下に降りてらっしゃい!」
※Perincoの部屋は当時2階にありました。
私「せっかくギターの練習に集中してきたところなのに・・(心の声)」
とはいえ、面白いTV番組の魅力に抗うことが出来ず、後ろ髪を引かれる思いで家族のいるリビングに向かうのでした。
しかも、練習しなければという思いも捨てきれず、ギターを持ったままの状態で・・
そして、テレビを見ながら無意識にピロピロとギターをいじっていたところ、あることが起こったのです。
「ん!?」
何が起こったのかといいますと、
テレビから流れる音楽を伴奏に、意識せずアドリブで演奏している私がいるじゃありませんか!!(当時はアドリブという言葉すら知りませんでした)
もちろん今聴けば酷い演奏なのでしょうが、当時の私を感動させるには十分な体験だったのです。
※「めっちゃイケてる!」と思ってしまった当時のPerinco@お気楽極楽です(笑)
それからというもの、テレビを観ながらカッティングなどの伴奏をつけてみたり、歌ものが流れていればつまずきながらもメロディーをなぞってみたり、周囲に音が流れていれば常にギターを弾きまくるようになりました。
当時の私は少しずつスケールなどを学び始めていたので、テレビの伴奏に合わせて学んだことを実践してみたり、覚えたてのコードを試してみたり本当にいろんな実験をしたものです。
何よりも、弾きまくるのが楽しくて仕方なかったのを覚えています。
そして、気付けばどんなサウンドが鳴っていても、そこに伴奏やソロがつけられるようにまでなっていたのです!
ちなみに、テレビのような媒体では同じような曲調が流れ続けることはまずなく、CMの場合など15秒で全く異なる曲調に切り替わってしまうので、否が応でもそれに対応しなければなりません。
つまり、知らず知らずの内にあらゆる曲調やキーに即座に対応できる柔軟さまで養われてしまったのです!
話は変わりますが、よく深夜の通販番組で紹介される健康器具で、
「テレビを観ながら運動できるので楽しく長続きしますよ!」
的な宣伝文句がありますが、この練習も全く同じです(笑)
テレビを楽しみながらなので、挫折することなく続くんです。
これがもう一つのメリット、「空き時間をギター指を作り上げる時間に充てられる」です!
ギター指を作り上げるための必要な要素に「たくさん指を動かすこと(当たり前ですが・・)」が挙げられますが、この方法で確実に、また苦痛なく指を動かす時間を増やせます。
とても楽しいので「無理なく続けられる」というわけです。
では、なぜこの方法を「御法度」とする指導者がいるのでしょうか?
それは、基礎やスケール知識がないまま「なんとなく」弾いくことで、変な弾き方のクセがついてしまったり、なんとなくアドリブが出来るようになってしまった結果、スケール練習や理論をおろそかにする人が出ることを恐れてのことなのだと思います。
※言いたいことはとっても理解できるし、ごもっともなんですよ(苦笑)
それでも私は、それ以上に初心者の内は「楽しむ」ことが最重要だと考えます。
苦痛な練習ばかり続けた結果、挫折してしまったら何の意味もないですから。。
私はそういう人をたくさん見てきました・・llili○l ̄L
※ここまでお伝えてきた「基礎練習」を日頃しっかり実践していただいていれば、弾き方についての変なクセはつきませんから、そこは安心して下さいね(^^)
ここで、この練習法を実践しようという方に約束してほしいことが二つあります。
それは、
絶対に基礎練習(クロマチックなど)をおろそかにしないこと!
それと、
集中して練習する時間も持つこと!
これさえ踏まえて行っていただければ間違いなく成長します(^^)
ということで、これが私イチオシの練習法でした☆
最後に、繰り返しになりますが、ギター初心者の練習で一番重要なことは、
「楽しむこと」
ことです。
ストイックな練習だけじゃ続きませんので、いかに楽しむかを意識してみるともっと良い方法も思いつくかもしれませんよ!
思いついちゃった人は是非コメント欄で共有して下さいね!
それでは、今回はここまで☆
また次回をお楽しみに!!