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先日の記事で、
スケールは「文法」
フレーズは「単語」
というように表現しました。
要するに、文法をいくら知っていても、単語を知らなければ会話が出来ない・・・ということなのですが、
少し喩えが分かりにくかったかも・・と思ったので、今回はこの記事の補足解説をしてみようと思います。
まずは、よくあるパターンですが、
例えば、教則本に載っている「スケール(音階)」をたくさん暗記したとします。
でも、どのようにアドリブ演奏をしたら良いのか分からない・・。
教則本には「そこからどうするか?」の説明がほとんどなされていないため、そこで心が折れてしまう・・というケースです。
結局、活用法の分からないスケールをたくさん覚えただけで終わってしまう・・そして、使われることなく忘れていくわけです(苦笑)
このような経験をしたことがある方は結構多いと思いますが、一般的なギター教則本を参考にしていると、スケールについての考え方にまで言及されることがあまりないため、こういう状況に陥ることは仕方がないことだと私は思っています。
では、どうすればよいのでしょうか?
ということで、今日は私が心がけている練習法をお教えいたします。
では、さっそく。
それは・・、
「好きな楽曲の好きなフレーズを抽出し、何のスケールで出来ているのかを研究する」
です。
今までは、覚えたスケールを元にアドリブを考えていたので、アイデアが浮かばず、途方に暮れてしまっていたわけですが、既にこの世に存在するフレーズからスケールの使われ方を分析するので、活きたスケール活用法がスムーズに身に付くのです。
そして、この繰り返しによって、スケールの効果的な使い方も理解できるようになっていきます。
ちなみに、この作業をするときに「スケール」を全く知らなければ、分析しようがありません。
そのために「スケール練習」をするのです。
こう考えれば、学ぶ意味が出てきませんか??
ですので、今後アドリブを練習する上で、意識してほしいことをまとめますと、
・スケールを覚える
・気に入ったフレーズをギターで再現できるようにする
・そのフレーズが何のスケールで出来ているか分析する
・最終的にスケールを活用して、オリジナルのフレーズを作り出していく
です。
ちなみに、たくさんスケールを知っていると、これらの作業が飛躍的に早くなりますよ♪
ということで、前回の記事の補足でした!
それでは、今日はこのへんで。
また次回をお楽しみにー
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