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さて、今日は久々に（？）真面目なお話をしてみようと思います。
ここのところ「挫折しそう」というコメントを目にすることが多く、急遽挫折しそうな人に向けてのメッセージを書いてみることにいたしました。
遡ること3年半ほど前、ブログ「ギターの処方箋」は「多くの人にギターの本当の楽しさを知ってもらいたい！」「挫折してギターをやめてしまう人を一人でも多く救いたい！」という思いで、書き始めました。
あれから、ブログなどのメディアやリアルな活動を通して多くの方と語らい、悩みを聞き、私に考えうるあらゆる解決法を考え、伝える・・・・という活動を行ってきました。
そういった活動を通して思ったことは、
うまくいかないのは、その人のせいではない！
ということです。
問題は、「どういう情報に出会ってきたのか」とか「環境」とか・・さまざまだと思います。
なににしても、
頭デッカチになって、難しく考え過ぎたりしている
んじゃないかと思うんです。
で、これは本人の問題というよりも、外部要因によるものだと思います。
インターネット全盛のこの時代ですから、本当に多くの情報に触れることが容易に出来てしまう良い時代なのですが、
逆に言えば「情報に踊らされる」可能性もあるということで、多くの人は、「あの情報も・・この情報も・・あっちのも良さそうだぞ・・、あれ、、あっちとこっちで言っていることが違うぞ？？もうどうしたらいいのか、わから～ん！」ってなっているような気がします（笑）
もちろんうまく利用できれば便利なのですが、情報というのは諸刃の剣な側面があるので、特に初心者の内は「正しい情報」を判断できずに踊らされてしまうことが多いわけです。
ちなみに、私が見る限り、ネット上には派手で目を引くものの間違った情報などもたくさんあって、ちょっと危ないなーと思ってしまいます＾＾;
では、キャッチなーなこういう情報に踊らされず、地道に頑張れるかといえば、これはこれで難しくって、コードを一つ一つ覚えたり、スケールを一つ一つ覚えていく間に、だんだん億劫になって行って挫折しちゃう人が多いんですよね・・
体育会系な感じでゴリゴリやれちゃう人もいるんですけどね（苦笑）・・私にはムリです。。
少なからず多くのギター学習者にとって、体育会系なやり方だけでは、ちょっと非効率な気がします。
では、どうすれば効率的になるのでしょう？
それは、「漫然と練習する」のではなく、「なぜそれを覚える必要があるのか？」をしっかり把握した上で練習をすることです。
人間という生き物は、腹に落ちていることに関しては集中力が発揮できるように出来ていると私は思っています。
逆に言えば、それが分からないとパワーが半減してしまいます。
また、「学ぶ理由」をしっかり理解できていれば、1の学習が10、20の成果を生んでくれるようになったりしますから、同じ労力をかけるなら、ここをしっかり押さえておくべきだと思うんです。
応用がきくようになるといった感じでしょうか。
ですので、その練習から「得られる効果」や、その練習自体を「行う理由」をしっかり解説してくれている教則本やギターの先生を見つけて、徹底的に取り組むのが一番だと思います。
もちろん、たまにはキャッチーな情報を楽しむのも良いかと思いますが、あくまでも「楽しむ程度」にとどめて、上記のような本質的な練習を軸に据えるのが良いと思います＾＾
ということで、最後に挫折しかかっている皆さんに一言。
情報に踊らされずに、本質的な練習を続けていれば、誰でも必ず上達できますよ！
それでは、今日はこのへんで＾＾
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