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本日、年末に注文していた「あるもの」が我が家に届きました・・・。
注意事項に「※重いです」とは書いてあったものの、この大きさでここまでの重さとは・・・よもや想像も出来ませんでした・・。
そのあるものとは・・・一体・・・・!?
この子です。
なんだ、この黒い物体はっ!
「ハイ、遮音シ~ト~!(ドラえもん風に)」
この人、本当に重いんです・・
小振りな円筒状に巻かれたこの子を、ヤ○トのお兄さんが笑顔で届けてくれたのですが、ハンコを押していざ受け取ってみると・・・・
持ち上がらないっΣ( ̄▽ ̄;)!!
その後、軍手(ゴム付)を装着し、何とかお部屋まで運んだのでした・・( ;∀;)
さて、なぜこんなに遮音シートは重いのでしょう?
ちなみに、一緒に届いた吸音材は結構軽いです。
この理由は、遮音と吸音の性質の違いによるものなんです。
こう覚えましょう。
重いものほど、音を遮る!
ですから、コンクリートや鉛といった素材が一番遮音性が高いんです。
でも、コンクリートを実際使ってしまいますと、まったく柔らかさがないため、振動だけはモロに伝えてしまいます・・。
ですので、重さと振動を吸収する柔軟性を兼ね備えたゴム状のものが使用されるわけです。
車のタイヤがゴムなのもこの理屈です(^^)
さて、ここで問題が発生します。
コンクリートで出来た建物の中で声を出した場合どうなるでしょうか?
めっちゃ響きません?
ということは、重い素材で出来た遮音材を張り巡らせた室内では、音が反響しまくってしまうではないですかっΣ(|||▽||| )
そして、反響した音は実際の音を何倍にも増幅させてしまうので、室内が大変なことになってしまいますっ(困)まるでお風呂場のようです・・
・・これは一大事です・・・・・・(T▽T)
ここで登場するのが正義の味方『吸音材』です!
この吸音材の性質を分かりやすく言うと、
布団の中で声を出しても反響しませんよね?
あの原理なんです(^^)
もっと分かりやすく言うと、
分身の術で何十人にも増えた忍者が、術を解かれて狼狽えているような感じです・・。
・・・・・・・より分かりにくくなった気がしなくもない。
まぁ、気を取り直しまして・・・・、吸音は音を遮らずに「エネルギーを奪う」ことが目的ですので、柔らかい素材を使うことが多いのです(^^)
代表的な素材ですと、断熱材などにも使用される「グラスウール」というガラス繊維で出来たものです。※ロックウールという材もよく使われるようです。
こうして、遮音材を施したあとに吸音材を重ねることで初めて「防音」になるのです。
要するに、
分身の術で何十人にも増えた忍者が、術を解かれて狼狽えているところを、突如現れたヌリカベに押しつぶされるようなイメージです。
・・・いい年して何を言ってんだろ・・・わたし(|||_ _)
・・ということで、これ以上話し続けてしまうとマニアックになり過ぎる気がするので(いろんな意味で)、先の見えない教室の防音作業に戻るとしますε=(‐ω‐;;)
それでは、また次回をお楽しみに~(^^)/
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