明日からの四国行脚の準備に追われているPerinco@ギリギリにならないと動けない男です、こんばんは!
夏休みの宿題も登校日が近づいてから泣きながらやっていた口です。。。。 (;^_^A
さて、今日は意外と知らない人の多い「ギターのボディに使われる木材」について書いてみようと思います(^^)
かなり力作になりましたよ~☆
■アッシュ
モクセイ科の広葉樹。
通常アッシュといえば「ホワイト・アッシュ」のことを指します。
サウンドキャラクターはとてもクリアで抜けるのが特徴です♪
初期Fenderでよく使われた材で、私の持っているお馴染みの白いストラトもアッシュ材を使用しています。
シングル・ピックアップとの相性はバツグンです!
ちなみに、軽いアッシュ材を「ライト・ウェイト・アッシュ」と言います。
■アルダー
カバノキ科の広葉樹。
中域に特徴があり、ストラトに使われることが多い材です。
軽いので取り回しもよく、疲れている日のバンド練時にはアルダー材のギターを持って行っていたものです・・(汗)
■マホガニー
センダン科の広葉樹。
中低域に特徴があり、太いサウンドです。
ギブソンギターに多く使われており、ハムバッキング・ピックアップとの相性が良いのが特徴です。
レスポールのバック材として使われているアレです♪
SGなどはマホガニーのみで作られています!男らしいですね(笑)
■メイプル
カエデ科の落葉広葉樹。
クリアで輪郭のはっきりしたサウンドが特徴。
重いのが欠点なため、ボディトップに装飾的に使われることも多いです。
上記マホガニーの高域を補うために組み合わせて使ったりします。
レスポールが良い例です♪
■バスウッド
シナノキ科の広葉樹。
軽軟な素材でバランスが良いのですが、柔らかさが仇となって打痕がつきやすいので、取り扱い注意!
サウンドは変なクセもなく、バランスが良いです。
安価なギターに使われることも多い材ですので、コストパフォーマンスが高いということなのでしょう。
■ローズウッド
マメ科の広葉樹。
紫檀(シタン)やレッドサンダルウッドなどとも呼ばれています。
重量があるためエレキギターにはあまり使用されないものの、オールローズのテレキャスターやストラトなども存在するくらい、そのサウンドの良さがあるのでしょう。
基本的にはアコギのサイド、バック材として使われることが多いです。
特徴としてはマホガニーにシャープさを足して、それでいてマイルドなサウンドといった感じでしょうか。。
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オールローズ・テレキャスター
■ハカランダ(ブラジリアンローズウッド)
マメ科の広葉樹。
非常に重硬で粘りがある材で、高級家具などに使われることも多いのですが、世界的な銘木で希少性が高く、現在ワシントン条約で絶滅危惧種に指定され輸出入が禁止になっている幻の存在。。
気になるサウンドですが、柔らかさの中に甘さを含み、それでいてクリアで深い・・この材でしか出せない最高のサウンドです。
↑
ギターのバック材に使うとこんな感じ。
ハカランダは私にとっても羨望の存在です(ヨダレ)
・・欠点は高すぎることくらいでしょうか・・(涙)
以上。
この他にも木材には種類はありますが、メジャーなものは大体取り上げましたので、是非、今後のギター選びの参考にしてくださいね~♪
それでは、また次回!