ギター弾きこそ読譜能力を鍛えよう!

暑くなったり寒くなったり安定しない気候が続いていますね・・
みなさま、体調にはくれぐれもお気をつけください^^;

それにしても、ヤツだけは安定してますね・・花粉!!
暑かろうが寒かろうが安定して目が痒いっす(泣)

 

ということで、花粉と闘う同志諸君!

お互いあと少しの期間、頑張ろうではありませんか(苦笑)

 

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さて・・、

今回は「読譜」について書いてみようと思います。

 

読譜というのは読んで字の如く「楽譜を読む」ということです。

この読譜というのは、音楽を楽しむ上でとても重要なものです。

 

なぜ大切かと言いますと、楽譜はミュージシャンの共通言語であり、
意思疎通の手段だからです。

 

そして、楽譜を読めない場合、意思疎通がとれず、
思わぬ機会損失につながる恐れがありますので、
もしあなたが食わず嫌いをされているようでしたら、
是非一度チャレンジして世界を広げてほしいのです。

 

私の教室でも、「読譜エクササイズ」なる読譜の訓練をレッスンに取り入れ、
半ば強制的に(苦笑)練習にしてもらっておりますよ・・^^;

 

 

さて、読譜の重要性を書いていこうと思います。

例えば、

「◯小節目のリズムをこんな感じにしよう」

といったふうに、バンドやセッションなどといった音楽の現場で
楽譜を書いてやり取りをするシーンがあったとします。

そのときアナタがリズムを読み解けなければ、
残念ながらそのやり取りは成立しないわけです^^;

 

また、バンドメンバーが曲を書いてきた場合、
わざわざ音源にしてもらうという一手間をかけさせることになってしまいます。

これって、読譜できる人に曲を伝えるのに比べて、
だいぶ面倒をかけさせてしまうことになりますよね?

 

逆に言えば、
これができれば、意思疎通しやすい相手だと認識されますし、
スムーズにやりとりが進むことで、アンサンブル全体がストレスなく進んでいきます。

そして、意思疎通にストレスがなければ、肝心の練習に集中出来ますから、
アンサンブルのレベルも自ずと上がっていくと思います。

 

そして、何よりも大きな恩恵は、読譜能力を高めることで、
今まで耳コピだけでは聴き取れなかったような楽曲も演奏可能になったりして、
音楽をより高いレベルで楽しめる様になるということですね!

 

ということで、読譜能力というのはとっても重要だということは
ご理解いただけたかと思います。

 

さて、これだけ大切な読譜能力なのですが、
話をギタリストに限定すると、苦手意識を持っている人が極端に多い気がします^^;

 

それは、楽器の構造に原因があるのかもしれません。

 

ギターは指板を図形として把握することで、
比較的簡単に演奏が可能です。

※これは良い音が簡単に出せるとかの話ではありませんよ・・(笑)

 

そのため、これはアコギの人に特に多いかもしれませんが、
コードネームを見れば、楽譜を読めなくても演奏できてしまいます。

 

ここに落とし穴があります。
それは、同じコードネームであっても、
実はいろいろな押さえ方が存在するということです。

 

ところが、楽譜を読めない場合、コードネームだけを見て、
知っているいつものコードフォームで演奏してしまいます。

結果的に、どの曲を演奏しても似たような印象になってしまうわけです。

 

もし、周りにどの曲も同じ伴奏に聴こえる人がいたら、
その状況に陥っている可能性が高いですね・・^^;

 

もちろん、コードを図で覚えてしまうというのはギターの強みですから、
大いに活用すべきです。

ただ、演奏の可能性を狭めてしまうのは、もったいないということですね^^

 

で、こういう人はコードフォームの図を見慣れていると思いますので、
最初の内は無理して五線譜から始めずに、
ギター専用のTAB譜という楽譜から攻略されると良いかもしれません。
そして、ある程度楽譜に慣れてきた段階で、
通常の五線譜に慣れていったら良いと思います。

 

初めから難易度を高く設定して嫌になってしまっては、
意味ないですからね^^;

 

ちなみに、先々通常の五線譜に慣れていかなければならない理由として、
TAB譜のデメリットについて説明してみようと思います。

 

TAB譜は、特定の音が何弦何フレットにあるのかを、
分かりやすく表記してくれていますので、
ギタリストやベーシストにとっては、とっても分かりやすいものなのですが、

表記されている音が、例えば「ド」であったとして、
それを「ド」と認識することが難しいんです。

 

そうすると、何の音を弾いているのかわからない状態で、
演奏することになってしまいます。

 

先にも書いたとおり、楽譜というのはミュージシャンの共通言語なのですが、
TAB譜はギタリスト限定の言語です。

なので、他の楽器の人から、「このフレーズはドミソから始まって・・」とか言われても、
再現できないわけですね(汗)

 

「それって何フレット?」と、他の楽器の人には理解できない言語で
質問し返しても、理解してもらえません・・。

 

なんて言うんでしょう、これって、外人さんから声をかけられて、
パニクって日本語で答えてしまっているみたいな状況でしょうか・・(喩えが下手かも・・汗)

 

ですから、他の楽器の人がいるアンサンブルに参加したときに
(大抵そうなりますよね・・ギターだけのバンドとかあんまりないですから)、
TAB譜だけだと通用しませんので、最終的には普通の五線譜とシーンによって
使い分けられるようになるのが理想です。

 

例えばキーボーディストに「3弦の5フレットの音を・・」とか言っても、
「??」となってしまいますが、
ギタリストやベーシストであれば、
逆に、フレットの場所で指示された方がわかりやすいこともあるでしょう。

なので、最終的には、どちらも使えるようになるのが一番ということです。

 

日本人に話しかけられたら日本語で、
外人さんに声をかけられたときは英語で答える・・みたいなイメージです。

そして、英語が使えると世界がひらけるように、
楽譜を読めるようになると、
音楽の世界が大きくひらけるという寸法ですよ、お客さん!(←意味不明)

 

・・ということで、読譜能力を身につける必要性はご理解いただけたでしょうか?

では、一体どういうところから勉強していったら良いのでしょうか?

 

・・と、話を先に進めたいところですが、
長くなってしまいましたので、それはまた次回のお楽しみということにしておきます^^

 

それでは、今回はこんなところで!

 

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