ブリッジミュートのちょっとマニアックな話

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今日はブリッジミュートについて少しお話ししてみようと思います。

ちなみに、ブリッジミュートについては、昔作った解説動画をご覧ください

ブリッジミュート自体はこの動画や、私のブログの過去記事で学んでいただくとして、今日はちょっと違った角度からお話しを進めてみようと思います。

まずは、ブリッジミュートで5弦の解放弦と4弦2フレットのパワーコードを弾いてみて下さい。

次に右手はブリッジミュートを弾き続けながら、オクターブ上にずらして、5弦12フレットと4弦14フレットにして弾いてみて下さい。

なんかミュートのかかり方が違って聴こえません??

ということで、今日は「押さえるポジションによってブリッジミュートのかかり方は変わるのだ!」というお話でございます^^

おそらく、前者では音が長く残り、後者ではすぐに音が切れてしまったかと思います。

※「んなこたない」と言う人は無意識にコントロール出来ている人です。

要するに、何が言いたいのかと言いますと、全てのポジションで同じようにミュートを施すと、ポジションごとに得られる効果が変わってしまうということなのです。

これは低音になればなるほど弦の振動が大きく、高音になればなるほど小さくなるために起こる現象です。

ちなみに、多くの場合、低音弦でブリッジミュートをかけると思いますので、低音弦でのブリッジミュートに慣れている方が結構多いと思います。

ところが、高音(弦でもポジションでも)になると、試したこともない方が結構多いんじゃないでしょうか??

実際は、ブリッジミュートをハイポジションでのソロにまぜながら使うととってもかっこいいので、この機会にローポジションだけでなく、ハイポジションでもキレイにミュートサウンドを鳴らせるようになってしまいましょう!

では、一体どうすればローポジションのようなキレイなブリッジミュートを鳴らせるのでしょうか?

答えは前述の「振動の大きさ」を理解することにあります。

大きな振動と違って小さな振動はすぐに抑えられてしまいます。

ですので、こう覚えましょう。

ローポジション = 手の位置を深めにし、強めに抑える

ハイポジション = 手の位置を浅めにし、弱めに抑える

簡単に言うと、弦に触れている手の位置を、よりブリッジ側にすればミュートが浅くかかりますし、弦側にずらせばミュートが深くかかるということです。

※「ずらす」と言ってもほんの数ミリの世界ですが・・

この関係性は、ポジションによって、また弦によっても変わってきますので、しっかりどのポジションでも効果的なブリッジミュートがかけられるように練習しておくと、いざという時にかっこよくミュート出来ますよ^^

アドリブでソロを弾いているときに、ハイポジションでミュートをかけた過ぎてしまって音が鳴らない・・なんて、目も当てられないですからね・・^^;

ということで、マニアックなブリッジミュートのお話でした。
それでは、また次回をお楽しみに〜

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