今日はストラップについて書いてみようと思います。
しかも、長さについてです(笑)
なぜこんなことを書こうと思ったのかといいますと、ストラップの長さには音楽ジャンルごとの傾向があって、その傾向には理由がある!ということを伝えたかったからなんです^^
では、さっそくいってみましょう!
※ちなみに、これは全て私の個人的見解ですので、その点予めご了承くださいm(_ _)m
■テクニカル・ロック系
例えば、ヴァン・ヘイレンなんかは、腰から少し下の位置にギターを構えています。
その他にもランディー・ローズやスティーヴ・ヴァイやガスリー・ゴーヴァンなども同じような位置で構えています。
あと、女性ギタリストだとオリアンティもほぼ腰あたりでギターを構えています^^
ここから分かることは、このタイプのギタリストはテクニカルな演奏と見た目の格好良さという相反するバランスをとらなければならないため、腰、もしくは腰の少し下あたりの位置にストラップを調節することが多いということです。
ストラップを長くして低めに構えた方が見た目はカッコイイけど、長過ぎるとテクニカルなプレイができない・・・そんな中、見いだした究極のポジションといえるでしょう(笑)
■ヴィジュアル系
全体的にストラップを長くしているイメージなのがヴィジュアル系かと思うのですが、
久しぶりに古いものから新しいものまでYouTubeでチェックしてみました。
・・その結果、やっぱり漏れなくストラップが長いようです(笑)
名前の通りビジュアル重視ということでしょう!
ただ、これは演奏性をある程度犠牲にしてのことなので、テクニカルなプレイを好む方は手首を痛めないように気を付けましょう!
■更にローポジションな皆さま
さて、先述のヴィジュアル系以上にストラップの長い方々がおられます。
例えば、ローポジションといえばセックス・ピストルズなど正にだと思うのですが、ギターのスティーブ・ジョーンズもさることながら、驚くべきはベースのシド・ヴィシャス・・・よくこのポジションで弾けるなと、感心してしまう程低く構えています(苦笑)
あと、Led Zeppelinのジミー・ペイジもギターをかなり低く構えますよね!
あのポジションでよくあんな演奏ができるなぁと驚いたものです^^;
ちなみにキース・リチャーズもテレキャスターをかなり低めに構えますし、スラッシュもレスポールをかなり低い位置に構えています。
これらのことからも分かるように、ロックのレジェンド達はローポジションを好む傾向があるようです(苦笑)
さて、ここまでローポジションなギタリストを紹介してきましたが、これらのことからお分かりいただけるように、ローポジション系はやはりハード且つヴィジュアル重視なジャンルに多いようです。
■JAZZ / Fusion系
さて、ジャズ系はロック系に比べるとかなりポジションが高くなります。
例えば、パットメセニーやジョージベンソンの画像を検索して見てみてください。
ロック系とは対照的に胸の位置くらいにギターを構えていることが分かると思います。
フュージョン系だと、私の大好きなラリー・カールトンもかなりのハイポジションでES-335を弾いています。
あと、日本だと高中正義さんもかなりハイポジションで弾いていますね^^
・・っていうか、Jazz / Fusion系のギタリストは全般的にポジションが高いようです。
これは高度なテクニックやアドリブなどに必要な頭脳が要求されるため、ステージ上ではヴィジュアルよりも演奏性を重視するのかもしれません。
そんなこんなで、必然的にハイポジションになっていくのでしょう。
ということで、本日のまとめですが、
下げれば下げるほどカッコ良く、上げれば上げるほど弾きやすい。
バランスをとって自分だけのポジションを見つけよう!
って感じです^^
で、最後に・・・・・世界一ハイポジションなギタリストをご紹介して終わろうと思います!
それは・・・、
日本が誇る田端義夫さんです(苦笑)
いやいやいや、高過ぎでしょ。。。。。。右腕なんかちょっと苦しそうですもん(;・∀・)
ということで、オチに使ってしまい申し訳ありませんでしたm(_ _;m
最後に注意点を一つ。
それは、ストラップを短かくする分にはなんの問題もないのですが、長くする場合、左手の手首が変な角度に曲がることになるので気をつけて下さい。
痛めてしまっては元も子もないですから・・(´A`。)
ということで、自分の身体と相談しながら、長さを調節するようにして下さいね!
どうしてもローポジションにしたい場合は、少しずつ長くしていくなど、工夫すると良いかもしれませんよ♪
それでは、今日はこの辺で。
また次回もお楽しみおたのしみに!
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